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2010年9月20日 (月)

2着のまま局を進める

僕の鳳南でのデータはだいたい下記の通り。
(データの残っている1320戦から)
和了率.231
放銃率.132
リーチ率.155
副露率.413


一般的に、鳳南は鳳東に比べて和了率、放銃率ともに
低い数値になるようだ。
僕もそれぞれ1%前後低い数値になっている。
おそらく、東南戦の方が点棒にバラツキが発生し、
「捨て局」が多くなるからではないか。

それについて考察するのはまた別の機会にするとして、
このデータから見ると「攻撃型」となるのだろうか。

放銃率.132は、八段や九段の中では高い部類だろう。
11%台の人も多いし、11%を切っている人もいる。
13%を超えてくるとむしろ少数派かもしれない。

自分の放銃率が高いからではないが、
過度に和了率や放銃率にこだわる必要は無いと思う。
「和了率-放銃率」の値が0.1以上、
もしくはそれに近い数値ならいいだろう。
僕は0.099で0.1にちょっと足りない程度。

ちなみに、
九段になったtarooさんが解析データを公表していたが、
和了率.219の放銃率.118で差は「0.101」だった。

仮に「和了率-放銃率」が0.08しか無いとなれば、
牌効率もしくはオリの技術が劣っていると
考えるべきだろう。

いずれにしても、
和了率や放銃率のデータの確認は
現状を把握するのが目的である。

和了率や放銃率の高さに一喜一憂するのは
あまり意味が無いと思う。


鳳南で勝つ為のルートはけして一つではない。
仮に、「攻撃、守備」「副露、面前」
という二つの軸を設定すれば、、
僕は「攻撃・副露タイプ」に位置するだろう。

しかし、
リツミさんのような面前型の打ち手もいれば、
中間的なスタイルの打ち手もいる。
守備・副露という組み合わせもあるだろう。

もしかしたら、天鳳位になる為には
スタイルが限定されるのかもしれない。
が、現状ではよくわからないし、
多種多様なスタイルの打ち手が勝っている。
そもそも、「攻撃型と守備型が明確にわけられるのか」
という点にも疑問がある。
よって、少なくとも今のところは
各自が好みでスタイルを選択すればいいと思う。

今回データを出したのは、
僕のスタイルや状況判断の押し引きポイントを
なんとなくイメージしてもらえると思ったからだ。
今後の状況判断については、
僕の和了率や放銃率を念頭に置きながら
見てもらえばありがたい。


さて、鳳南で勝つ為に僕が一番注意しているのは
福地先生の言葉を借りれば「戦略的判断」だ。

押し引き判断や細かいテクニックの前に、
何よりもまず「戦略的判断」があるべきだと考える。

局の開始、配牌をもらった時点で戦略的判断をし、
それに基づいて打牌をしていく。

僕の半荘における大目標は「ラスを引かないこと」だ。
次に、「できれば1着、2着を取ること」が来る。

それを実現する為の下位目標は
「オーラス2着目以上に位置すること」とする。

基本的にはこれを目指して打つ。
理由は簡単、オーラス2着目以上ならラスになりにくいからだ。

更に言えば、ラス目を対象に
①「ハネマン直撃されても大丈夫」
②「マンガン直撃されても大丈夫」
③「マンツモされても大丈夫」
④「マンガン横移動なら大丈夫」
⑤「自分が一人ノーテンでも捲られない」
⑥「自分ノーテン、二人テンパイでも捲られない」
という点差を常に意識している。

親番や席位置、リーチ棒出す出さないでも微妙に変わってくるが、
基本はだいたいこんな感じだ。

もちろん、上にいけばいくほど自分が有利になる。
よって、下になるリスクを極力回避しながら、
できる限り上の位置取りができることを目指して打っている。


話は変わり、
僕が今注目しているのがこのブログ。
「プロ雀士、菅野明成の天鳳ドンジャラ日記」

麻雀における思考を文章で表現するのは困難だ。
それが「戦術ブログが無い・続かない」原因でもあるだろう。
しかし、このブログは「思考の文章化」に
それなりに成功しているように見える。
少なくとも、今アクティブなブログの中ではダントツだろう。

そのakinari0さんと同卓した一戦から。

南1-1。
自分は西家。25200点の2着目。
南家32100
北家24300
東家18400

配牌時にその局の方向性を決める。
前述のように、これが一番重要。
ここでは配牌を省略して第一ツモの場面。

201009201

僕は、2着目以上であれば
「とにかく局を進めること」を原則として考える。

南場、ラス目が親であればなおさらだ。
親にマンツモでもされれば下家とのラス争い。
それだけは避けたい。

では具体的にどうするか。
第一ツモで8mがトイツになり頭も確保できた為、
西はもちろんのこと、
47m、25p、69p、どれが出ても仕掛けていく。
すべて好形。局流しには理想的な牌姿だ。

・面前でもいける
・ここで打点を叩いてトップを狙う
・ラス目との点差を広げることを狙う
と考える方もいるかもしれない。

しかし、ペチョーリンシステムでは
ここはあくまでも局流しを優先する場面。
よって、全鳴き方針は変わらない。


そして3巡目6pツモでこの形。

201009202

西もアンコになっており理想的な形。
もちろん打3mでイーシャンテン。

この時点で僕が考えたのは三点。
①47m、25pが出てきた時に鳴くか否か
②47m、25pをツモった時にリーチするか否か
③56m、34pを引いた時に完全イーシャンテンに取るか。

①については迷わない。
目標は局流しである以上、何が出ても鳴く。

②は迷う。面前でのテンパイは当初の想定外。
しかし、面前でテンパイした場合は
方針転換でリーチするつもりだった。
リーチの打点上昇が大きく、
マンツモでトップも見える。
親の押し返しが怖いが、
それまでに特に動きがなければリーチを打つ。

③はやや迷うが、
この時点では完全イーシャンテンに取る。
少しでもスピードを速める為に受け入れMAXでいく。
先手を取られた場合は、
その時に押すか西でオリるかを選ぶ。

①②③のようなことは、
事前に想定して考えておくようにしたい。
出たりツモってから考えるのでは遅い。
また、基本ラインを想定しておくことで、
刻々と変わる状況にも対応ができる。


2回のツモ切り、その間に親が東をポンした後に
上家から5pが出たので、予定通りチーした。

201009203

その次巡に4sをツモ切りで親に1500の1本場を
振り込みこの局は終了したが、
自分の意図の通りに打てた一局だった。

今回はシンプルな局面だったが、
今後も色々な局面でどのように意図し、どのように打つか、
思考のプロセスに沿って書いていきたいと思う。

http://tenhou.net/0/?log=2010092011gm-00a9-0000-14f6fb79&tw=2

他の局で判断に迷ったところもあったので、次回に取り上げるかも。

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コメント

0.076(特南)\(^o^)/
まあこのままで良いわけないですよね。

投稿: 頓服不眠時 | 2010年9月20日 (月) 20時48分

ここ最近のペチョーリンさんの日記は凄く参考になりますねー。特に今日のは。
こういう風に、強者が実戦譜を分かりやすく解説して頂けるのは、とても需要があると思います。

投稿: Mode | 2010年9月20日 (月) 21時10分


うひゃわはぁぁぁ!!お姉たまにティンコ洗ってもらった!!
ボディソープでパ イ ズ リまでしてもらってマジ天国っすよ!!
これで5マソ貰えるとかいろんな意味でバブルっすなwwwww
http://yes.snapknap.com/5k67ojz/

投稿: おぱぁいでゴシゴシたまんねぇ・・・ | 2010年9月25日 (土) 07時25分

>頓服不眠時くん
特上でそれは非常に物足りない数字です。何が足りないんだろうか。まずは攻めを徹底することをお勧め。

>Modeくん
ガンガンやるつもりが、いきなり停滞w
見せ方も考えたい。

投稿: ペチョーリン | 2010年9月26日 (日) 21時19分

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